効果のある協定に参加 温暖化防止で米大統領(東京新聞)
2008年3月6日 09時45分
【ワシントン5日共同】ブッシュ米大統領は5日、ワシントンで開かれた再生可能エネルギーの国際会議で基調講演し、温室効果ガスの主要な排出国が参加して地球温暖化防止に効果のある国際協定ができた場合、米国も加わる意思があることを明らかにした。
大統領は日米や中国、インドなど16カ国と欧州連合(EU)で構成される主要排出国会議や、気候変動枠組み条約締約国会議で交渉が行われている京都議定書後の国際枠組み(ポスト京都)について「効果のある協定が欲しい。心地よく響くものではなく、実際に問題解決に役立つものを、だ」と述べ、主要排出国の参加を強く求めた。
その上で「あなたは目標を設定して達成するけれど、私は参加しません、というつもりはない。みんなが参加するならわれわれも参加する」と述べた。